薬膳(補助食養漢方)


気功練功に一定の食事療法を併用すれば、病気の回復を早め、健康を増進するなど、即効性プラスより高い効果を得られる事が出来ます。
ここでは、比較的手に入りやすい漢方材料などを用い、ご家庭でも作れるようにアレンジした漢方食をいくつかご紹介します。症状にあわせ、毎日の食生活の中に取り入れていくことで、確実に身体を養い、改善していく事が出来るはずです。
 ※漢方材料は、お近くの漢方薬局でお買い求めになれます。

ジェンゴンヤオジュ
増 功 薬 酒
スタミナ・功力増強のための漢方薬酒

●材料  枸杞子30g、熟地30g、山茱萸15g、鹿茸5g、巴戟天15g、五味子15g、杜仲15g、海馬10g、当帰10g、白芍薬15g、紅花6g、酸棗仁30g、
      黄柏3g、人参30g、澤瀉6g、ホワイトリカー(35°位の物)2g

●作り方  密封できる広口ビンを用意し、熱湯をかけて消毒しておきます。ビンに材料を入れ冷暗所に保存し、一ヶ月後くらいから飲めるようになり
       ます。就寝前に15〜30ml飲用して下さい。

●効用  枸杞子とは、クコの実のこと。強壮薬として知られるほか老化予防に良いとされています。
       熟地は、強壮剤として有名で、補血作用も強く、虚弱体質、精力減退、発育不良、貧血、自律神経失調症などに効果があります。
       山茱萸は山茱肉ともいい、ミズキ科の植物の果肉で、寝汗、頻尿などに効果があります。
       鹿茸は、強壮保健薬として古くから愛用されてきた鹿の幼角の事。疲労回復、強精、胃腸機能促進などの効果があります。
       巴戟天は、精力減退、冷え症、関節痛、腰痛、などに効果があります。五味子は、モクレン科の樹木の果実で咳端を鎮める効果があり、
       滋養薬でもあります。
       杜仲は、老人病の予防に効果があるとされ、足腰を強化する作用もあります。海馬は、精力減退、冷え性、腰痛、関節痛などに効果が
       あります。
       当帰は、トウキ根で、昔から産科・婦人科に必需薬として貧血、腰痛、生理不順などに処方されてきま した。
       白芍薬は、白い芍薬のこと。鎮痛効果に優れるほか、補血、活血作用もあり貧血、血行不良などの改善に役立ちます。 
       紅花は、かつて口紅(臙脂)の原料として使われたエジプト原産の花。冷え症、更年期障害など婦人病、血行障害などに効果がありま
       す。
       酸棗仁は、ノイローゼ、不眠症に効くとされてます。黄柏は、ミカン科の樹木の樹皮で」熱性下痢、血便、黄疸や胃腸病などに効きます。
       人参は、朝鮮人参を乾燥したもの。疲労回復、作業能力増進などの薬効があります。
       澤瀉は、利尿、止渇効果があり、腎炎、膀胱炎などの治療に用いられます。

●適応症  虚弱体質、腎虚(腎臓の精気不足、性ホルモン不足)、腰痛、冷え症、不眠症、健忘症、自律神経失調症、更年期障害などに有効な
        ほか、効力を助長する効果もあります。

サンザーツエンピーロウコエチャ                   さんざし   ちんぴ にくけい
山査陳皮肉桂茶お茶代わりに飲みたい山査子と陳皮・肉桂のハーブティー

●材料〔約一日分〕 山査子30g、 陳皮10g、 肉桂1g

●作り方  材料全部を急須(ティーポット)に入れ、よく沸騰したお湯を注ぎ、1〜2分後にます。1日数回飲んでください。

●効 用  山査子は消化と循環を良くし、血液を綺麗にする作用があります。また、陳皮はミカンの皮を乾燥させたもの。食欲不振、嘔吐
       瀉下などに効果ります。肉桂はニッケイの皮を乾燥させたもの。いわゆるニッキで、漢方では鎮静、水分代謝・血行を良くする効
       果をもっています。

●適応症  高血圧、動脈硬化、冠心病、太りすぎ、冷え性、消化不良、食欲不振、腹痛、下痢、生理痛、経閉など。

クータオミーツア
核桃蜜汁滋養効果に優れた常備薬、クルミ入り蜂蜜

●材 料  クルミ(からなし)1kg、 蜂蜜1kg

●作り方  クルミをミキサーかすり鉢で細かく砕いて、蜂蜜と混ぜ、1回につき10gを1日2〜3回なめます。

●効 用  クルミは良質のリノール酸のほか、植物性タンパク質、ビタミンB1などを含む栄養価の高い食品です。強壮、疲労回復、美肌に
       効果的であるばかりでなく、ゴマと同様健脳食としても知られています。

●適応症  腎虚(腎臓の精気不足、性ホルモン不足)、腰痛、便秘、自律神経失調症、健忘症、精神疲労、慢性喘息など。

サンヤオザオ
山 薬 粥”山の薬”でつくる栄養食、山芋のお粥

●材料〔1回分〕 新鮮な山芋60〜100g(または山薬30g)、砂仁(粉末)3g 

●作り方  山芋は包丁で細かく砕くか、水煮したものをすり鉢ですります。多めのお湯を入れた鍋で粥状になるまで煮て、最後に砂仁を加
       えてひと煮立ちさせ、軽く味付けします。山薬を使う場合は、すり鉢で粉末にして鍋の湯が沸騰したら入れ、弱火て煮て下さい。1
       日1〜2回食べます。

●効 用  山芋は、古くから滋養強壮食品として珍重されてきました。ナガイモ、ヤマトイモなども山芋の仲間ですが、粘り気の強いものほ
       ど上質とされています。主成分は澱粉で各種酵素が含まれており、消化を助ける作用があります。漢方の生薬として山芋を乾燥
       したものを山薬と呼び、強精作用の強い薬とされています。また砂仁には、ショウガ科の植物で消化不良や喉のつかえ、腹痛、下
       痢などに効果があります。

●適応症 下痢、食欲不振、消化不良、虚弱体質、尿過多など。

シェンペイリー
川 貝 梨肺熱性の気管支炎に効果的な四川貝母入りナシの蒸し物

●材料〔1回分〕 ナシ1個、四川貝母(粉末。普通 貝母でもよい)3g、蜂蜜10g

●作り方  ナシを洗い、芯を除き輪切りにして茶碗に入れ、四川貝母と蜂蜜をかけて15〜20分間蒸します。これを毎朝、空腹時に食べてく
       ださい。●

●効 用  ナシは肺と各種疾患に効くとされています。四川貝母は中国四川省産のユリ科の植物の鱗茎を乾燥させたもの。アルカロイドを
       含み、気管支の炎症や喉の渇きなどに効果があります。 

●適応症  咳、喘息、気管支炎など。

次回掲載未定

ここのレシピは、国際気功協会 干 永昌先生著「潜在能力開発気功」から引用させていただいております。